vol.1

わざわざ「固形」とは? 浅田飴

缶入りの浅田飴を買ったことがありますか?

浅田飴の名前の横に「固形」の文字があります。

飴は固形に決まっているのに

何故わざわざ「固形」なのでしょうか?

 

ピンときた方は、流石です。

浅田飴の最初は水飴なんですね。

携帯に不便とのことで、碁石形の飴が追加発売されたのは、大正15年だそうです。100年近く前ですから、凄い歴史です。

 

浅田飴のレシピは江戸末期、将軍家に仕え、維新後宮内庁侍医となる漢方医 浅田宗伯先生の考案です。 浅田飴を創業する堀内伊太郎氏のお父様が、宗伯先生の書生をしていた縁で、処方を譲り受けたとのことです。

 

 

私も子供の頃数回口にした浅田飴水飴ですが、美味しくてとにかく食べたくてしょうがなっかった印象が残っていています。(普段は ねだっても、親にこれは菓子ではないと適当に却下されてしまうので、増々欲しくなりますよね?)

 

残念ながら、元祖である水飴は数年前に製造中止となりました。

私も最終ロットを1個購入し、子供の頃の鬱憤を晴らしました。(笑)

 

「固形」は相変わらず店頭にずらりと並んでいます。

碁石形でツヤツヤ翡翠色(クール味)をした、丁寧に造られた飴です。(といってもシッカリ医薬品ですが)

昔と違い、のど飴の類はいろいろな製品があるので、迷ってしまいますが、

一度、130年の時を超えた本格的「のど飴」を口にしてみるのも、良いのではないでしょうか。 


vol.2

薬の中にダルマさんがいる?!


江戸の時代から、富山売薬は有名だったわけですが、現在でもその伝統は続いています。

 

突然ですが問題です

「ダルマ」入りの薬があります。 いったい どういう訳でしょう???

 

答えはこちら。コロコロと赤い玉黄色い玉が、粉末の中に混ざっています。

 

この玉を縁起の良いダルマさんに見立てている富山の配置薬でした。

 


ユニークですよね。

成分は無論、一般的な感冒薬と同じです。

昔からの薬ですが、こういう伝統薬がどんどん無くなっています。

 

なんとも不思議な剤形のお薬です。

新規での許可(厚労省)はたぶん通らないでしょう。

つまりこれらが無くなったら終わりです。

 

富山のメーカーさんに直接電話して、

どうしてこういう形になったんでしょうか? と聞いてみたのですが、

 

う~ん、かなり昔からずーっとやっていて…、 事情を知っている者がいないのでよく分からないです…。

と、大らかな お返事。 すごい…。 歴史あり過ぎです。(笑)

 

なんというか、こういうモノ  無くならないで欲しいです…。

選択肢の中に、ダルマ入りの風邪薬くらいあったって いいですよね?

 

六地蔵店に在庫しています。