☆あまり知られていない(?)巣鴨を独断で紹介します☆

其の壱

眞性寺「百萬遍大念珠供養」(ひゃくまんべん だいねんじゅくよう)

巣鴨 眞性寺 百萬遍大念珠供養

毎年 6月24日に六地蔵店横の眞性寺様で「百萬遍大念珠供養」が行われます

江戸後期からずっと続いている伝統行事で、一本の長い数珠を多くの信者が輪になって一緒に回しながら繰り返し念仏を唱えます。そのためひとりひとりの念仏x人数分の積算として輪の参加者全員に100万回の念仏唱和に匹敵するご利益が得られるというもの。例年16時くらいから数珠回しが開始されます。 

 

個人的には巣鴨のイベントの中で一番好きです。

時間帯もゴールデンタイムでなく 陽が傾き始めた頃、張り巡らされた五色幕がたなびき、独特の正調で読経が始まります。その後何度も繰り返される「南無阿弥陀仏」の念仏の唱和。

繰り返される「南無阿弥陀仏」の響きが、不思議な無限感・永遠感を感じさせ、まるで時空を超えてゆくようです。

Wikipediaから引用

百万遍念仏ひゃくまんべんねんぶつ)とは、自身の往生、故人への追善、各種の祈祷を目的として念仏を百万回唱えること。本来は、個人が念仏を7日間(もしくは10日間)のうちに100万回唱えることで目的が成就されるとされている。ただし、複数の人間が同時同音で念仏を唱えることによって互いの念仏の功徳を融通することが出来るとする考え方もある(例えば、10人が10万回の念仏を同時に唱えることが出来れば、10×10万=100万となり100万回念仏を唱えたのと同じ効果があるとするものである。→融通念仏